英真学園(えいしんがくえん)

 

教員ブログ

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  • 悲しき思い出、再会

    2011/09/23

    「悲しき思い出、再会」・・・彼岸花の花言葉だそうです。今日は彼岸の中日、秋分の日です。これから昼が短く、夜が長くなります。今年は、東日本大震災でたくさんの尊い人命が奪われました。また、今年は「9.11」【2001(平成13)年9月11日】から10年目、太平洋戦争【1941(昭和16)年12月8日】から70年目、満州事変【1931(昭和6)年9月18日】から80年目でもあります。歴史を振り返るまでもなく、如何に多くの人命が奪われているのでしょうか。 先日、幼馴染から手紙が届きました。この夏に中学校のミニクラス会を開いたとのこと。来年正月には43年振りの「大同窓会」を開くから必ず出席をすること、とあり、終わりに「二人の同級生が亡くなっていた」と書かれていました。出会いがあれば別れがありますが、突然の別れには言葉を失くします。父をおくり、母をおくり、友をおくり、何回もの別れを経験してきました。悲しい思い出ですが、もう一度会いたいという思いが募ります。彼岸は亡くなった人を思う日でもあります。 今日は、学園祭。台風一過、秋晴れの中で迎えることができました。知恵と力を集めたイベントとなりますように。
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  • 今週は学園祭ウィーク

    2011/09/20

    いよいよ23日(金)は学園祭です。天気予報によれば、沖縄近海に居座っていた台風15号が動き出し、明日にでも近畿圏に最接近しそうです。学園祭の当日には台風は通り過ぎているという予報ですが、今日明日、明後日と雨模様です。クラスやクラブ、それぞれの取り組みは順調に進んでいるでしょうか。早目に準備を進めましょう。 学校行事の中で学園祭は、生徒の皆さんが作り上げる最大のイベントの一つです。食堂棟の3Fに「笑顔~みんなに希望を届けよう~」(今年の学園祭・体育祭の統一テーマ)の横断幕が掲げられています。生徒の皆さん、一人ひとりの頑張りで希望が明るく生まれてくるようにしましょう。今週の学園祭、二週間後の体育祭の二つの行事を通して、「成長できた」「前に進んだ」「力がついた」といえるようにしっかり取り組みましょう。(内田)
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  • 満月の「十五夜」・・・中秋の名月

    2011/09/12

    今日は、雲一つない快晴。まだまだ日中は夏の陽射しが照りつけ、厳しい残暑が続いています。そんな中でも朝夕は、秋の風が涼しさを運んでくれているようです。 さて、今日は、秋のお月見の「十五夜」です。「旧暦(きゅうれき=むかしのカレンダー)」で「8月15日」にあたります。「十五夜」はかならずしも満月になるわけではありませんが、今年は6年ぶりに十五夜が満月の日になります。今夜は是非、秋の夜空を見てほしいと思います。太陽が沈む頃に、反対側の東の空に月が現れます。きっと「十五夜」の満月が見られるでしょう。小さい頃、まんまるお月さんを眺めると「ウサギが餅つきをしているのが見える」と教わりましたが~(内田)
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  • 重陽の節句

    2011/09/09

    今日、9月9日は重陽(ちょうよう)の節句です。調べてみると「邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていた」そうですが、桃の節句や端午の節句と比べたらあまり知られていないようです。 このところ朝夕はめっきり涼しくなってきました。季節の変わり目です。夏の疲れが出たり、体調を崩しやすくなります。規則正しい生活に心がけ、十分な睡眠をとりましょう。 また、今日は9月9日と言うことで、9(きゅう)と9(きゅう)で「きゅうきゅうの日」、すなわち「救急の日」です。1980(昭和57)年に、救急業務及び救急医療に対する理解と認識を深め、救急医療関係者の意識の高揚を図ることを目的に定められました。(内田)
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  • 白露

    2011/09/08

     台風12号の傷跡が各地に広がっています。あらためて自然エネルギーの破壊力の強さと日頃から災害に備える対策を講じることの重要性を感じました。 朝晩は、随分涼しくなりました。今日は24節気の白露(ハクロ)です。草花に露が宿って白く見えることを白露といいます。蝉の声から虫の声に代わり、北国からススキが咲き、秋が深まっていきます。白い秋、白秋です。 さて、今日はサンフランシスコ講和条約・日米安保条約が60年前に調印された日です。1951年9月8日、わが国と連合国48ヶ国との間に講和条約が調印されました。占領下にあったわが国は独立を回復しますが、同時に、アメリカとの間にだけ「日米安全保障条約」が締結されたことにより、米軍基地はそのままとなりました。現在の領土問題や基地問題などを考える時にはその二つの条約を読んでみると参考になると思います。(内田)
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  • 「防災の日」に因んで

    2011/09/01

     9月1日は、暦の上では立春から数えて210日目であることから「二百十日」とも呼ばれます。季節の移り変わりの目安となる「季節点」の一つです。稲の開花時期に合わせたように台風がやってきたり強風が吹き荒れる時期に当たるので「台風襲来の特異日」とも言われています。丁度、台風12号が接近しています。大型で強い台風のようですから十分な警戒と注意が必要です。  88年前の今日、つまり1923(大正12)年9月1日午前11時58分、相模湾北西沖80キロを震源とする大地震が発生しました。これが関東大震災で、死者・行方不明者が10万人を超える未曾有の大災害でした。調べてみると「1923年(大正12年)9月1日、関東地方南部を襲った大地震により、死者・行方不明者 10万5千余り、家屋の全壊10万9千、焼失21万2千という未曾有の大災害がもたらされた。被害総額は当時の国家予算の1年4カ月分に達する」と言います。「災害への備えを怠らないように」との戒めを込めて1960年に、9月1日を「防災の日」と制定されました。 「天災は忘れた頃にやってくる」と言います。平時の内から、避難場所や避難経路の確認や非常持ち出し袋の用意をしたり、不安定な家具や危険なものがないかなどを家族で話し合い、点検してみることも大切です。いつ、何が起こるかわかりません。自分がどこにいるのかでも対応(行動)は変わります。様々な条件を組み合わせて考えてみましょう。もし、自分が学校に居たら、電車に乗っていたら、家に居たら、街角を歩いていたら、対応が変わってきます。少なくともいえるのは、冷静に行動すること、安全を優先することにあるように思います。 今年の学園祭・体育祭の統一テーマは「~笑顔~みんなに希望を届けよう~」です。生徒の皆さん、一人ひとりの頑張りで希望が明るく生まれてくるように、また、生徒の皆さんの様々な取り組みを通して「成長できた」「前に進んだ」「力がついた」といえる二学期となるようにしましょう。(内田)
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  • あれから222年・・・フランス人権宣言の誕生

    2011/08/26

     蒸し暑い日が続いていますが、「ジージージー」と朝からの蝉の大合唱の合間から「ツクツクホーシ~」の声がしてきました。秋が近づいています。 人権という言葉が当たり前のこととして私たちの会話に登場しますが、今に至るまでには長い人類の闘いの歴史がありました。222年前の今日(1789年8月26日)、フランス人権宣言が採択されました。フランスの憲法制定国民議会において、憲法の前文である「人間および市民の権利の宣言」を採択。一般に「フランス人権宣言」と呼ばれています。この宣言は、前文と17の条文から成り立っていて、「人は生まれながらにして自由かつ平等の権利を有する。」と謳い、主権在民や法の下の平等、所有権の不可侵などを宣言し、近代憲法の源流となりました。今、自由とか平等、生きる権利・平和的生存権など多くの人権が当たり前のものとなっていますが、当たり前でなかった時代のことを考えて今の時代と比較してみるのも人権について考える一つかもしれません。(内田)
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  • 被災地訪問報告その2

    2011/08/25

    海に面している閖上(ゆりあげ)地区の小高い人工の丘に登りました。新しい卒塔婆があり、360度見渡すと廃墟と化していました。家の土台だけを残してほとんどの家が流されていました。田んぼも畑も全滅です。やっと道路がどうにか確保できた程度で、工事車両が動いていました。陸に打ち上げられた舟もまだ残っていました。閖上地区の近くには名取川があり、津波は川を遡上していきました。 閖上浜は普段の夏では海水浴で賑わっているのでしょうが、人の姿がありません。護岸壁も津波にやられたとお聞きしました。 宮城県では、高校生の死亡75人、安否不明12人、教職員の死亡1人(7月12日現在)だそうです。津波の被害はなくても地震により多くの被害が出ています。仙台市内の常盤木学園高校を訪ねましたが、修復の工事中でした。最初の見積もりよりも大幅に増える億単位の工事になるとのことでした。 訪れた8日は仙台七夕まつりの最終日。仙台駅からアーケード街まで七夕飾りが煌びやかに風に流れていました。一日も早い復旧・復興を願わずにはいられません。 今、東北大震災から五カ月が過ぎ、復旧・復興が進められていますが、現実の問題として、東北大震災規模の地震が起こり、津波が押し寄せてくると考えた時に、私たちは何ができるのか、何をしなければならないのか、それぞれのレベルで考えなければなりません。(内田) ……
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  • 被災地訪問報告その1

    2011/08/24

    8月8日に被災地を訪問する機会を得ました。あの3.11から約5カ月たっていましたが、地震・津波のエネルギーは想像を絶するものでした。定期便が就航するようになった仙台空港にも津波が押し寄せた高さが柱に刻まれ、全国各地からの激励メッセージが届けられていました。丁度仙台は七夕祭り。空港の七夕にも復旧・復興の願いが込められていました。 仙台市の南側、海沿いの町:名取市にある宮城県立農業高校を訪ねました。写真のとおり廃墟と化していました。いつもだったらグラウンドには運動部の生徒が、教室では生徒たちが活動しているのでしょうが、誰一人いません。グラウンドには何百台もの車が積み上げられていました。校舎内には書類などが汚泥と共に散乱していました。関係者の方から話を聞くと「再びここには学校は戻って来れないでしょう」というお話でした。農業高校の生徒は、柴田農林高校(大河原)・亘理高校(亘理)・加美農業高校(色麻)の3高にわかれて授業を受けているそうです。クラスメイトがばらばらに、離れ離れの生活が続いています。(内田) ……
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  • お盆を過ぎて、酷暑も一休み。今日は処暑

    2011/08/23

    お盆を過ぎて、酷暑も一休み。今日は二十四節気の処暑(ショショ)です。暑さも和らぎ、秋の気配を感じる頃と言うことです。我が家の近くでは虫の声が聞こえ始めました。朝方は随分しのぎやすくなりました。 昨日から三年生は一足早く「2学期」が始まりました。1・2年生はもう一週間ほど夏休みがありますが、そろそろ二学期の用意を始めましょう。宿題や課題は完成させ、まずは高校としての生活リズムを取り戻しておくことです。9月1日の二学期の始業式を全員元気で迎えましょう。(内田)
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