教員ブログ
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今日から春休み、お彼岸
2010/03/21
昨夜から今日の未明まで、台風並みの「春の嵐」が吹き荒れました。また、今朝は中国から大量の黄砂が飛んで来ていて、町全体が霞んでいます。昨日、修了式を終えました。残念ながら修了式に参加できなかった人は、進級補講追試を全力で頑張り、進級を決めてほしいと思います。 さて、今日から春休みです。来週から春期講習会が始まります。すでに野球部は今朝から高知遠征へ出発、クラブ活動も新年度へ向けた準備が始まっています。2週間余りの春休みですが、疲れた体と心に十分な休養を与えると同時に、4月からの新しい一年に向けた決意を固めてほしいと願っています。 また今日は、春分の日。「彼岸の中日(お彼岸)」とも呼ばれ、お墓参りをします。これから昼が長くなり、夜が短くなります。 国民の祝日は1月1日の元日に始まり、12月23日の天皇誕生日まで15日あります。春分の日は、今年4番目の祝日です。因みに次の国民の祝日は4月29日の昭和の日です。(内田)
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虫たちが目を覚ました・・・啓蟄
2010/03/06
学年末考査が終了しました。結果はどうなのでしょうか。いづれにしてもこれで一年間の学習の結果が出ることになります。これまでの授業に、学習にどのように取り組んできたのか、この機会に考えることも大切なことです。 今日は「啓蟄(ケイチツ)」。二十四節気の一つです。蟄虫啓戸(蟄虫戸を啓く:スゴモリムシトヲヒラク)日のことで、土の中で冬ごもりをしていた虫たちが目覚めて、地上に出てくる頃です。今日は朝から春の雨が降っています。この頃に鳴る春の雷を「蟄雷(チツライ)」と言うそうです。一雨ごとに春が近寄ってくるようですが、天気予報では「寒の戻り」があるとか。寒暖の変化がありますから体調管理には気をつけましょう。(内田)
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♪あかりをつけましょぼんぼりに~♪
2010/03/03
学年末考査も明日、明後日と二日間となりました。最後まで、諦めず、投げ出さず、しっかり学習して臨みましょう。 3月3日、今日は五節句の一つ、「上巳(じょうし)の節句」です。平安時代の宮中では、人形を身代わりとして水に流し、身に降りかかる災厄を払う「人形流し」という行事が行われていたようです。その後、「人形流し」と「ひいな遊び」と呼ばれる紙の着せ替え人形遊びが混ざり合い、雛を川に流して厄払いを行う「流し雛」が習わしとなったと言います。室町時代には、雛段に豪華絢爛な雛人形を飾るようになり、女の子の健やかな成長を願う現在の「雛祭り」が確立しました。 皆さんも一度は聞いたことがあるひな祭りの歌。歌の題名は『うれしいひな祭り』です。歌詞を載せましたので、口ずさんでみて下さい。(内田) うれしいひな祭り 作詞:サトウハチロウ 作曲:川村光陽 1.あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花 五人ばやしの 笛太鼓 今日はたのしいひな祭り 2.お内裏様とおひな様 二人ならんですまし顔 お嫁にいらした姉様に よく似た官女の白い顔 3.金のびょうぶにうつる灯を かすかにゆする春の風 すこし白酒めされたか あかいお顔の右大臣 4.着物をきかえて帯しめて 今日はわたしも晴れ姿 春のやよいのこのよき日 なによりうれしいひな祭り
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学習に全力投球!
2010/03/01
「学校に試験がなかったらよいのに~」との生徒の声。「生徒は試験からは逃れられません」とは私の答え。今朝の生徒とのやりとりです。学年末考査が始まりました。試験は、自分の学習がどれほど進んだのかを点検する機会でもあります。もちろん結果は良いにこしたことありません。しばらくは学習に全力投球ですよ。 今日は「3.1ビキニデー」です。核兵器廃絶に向けた取り組みが毎年行われています。1954年3月1日、アメリカが太平洋のサンゴ礁の島ビキニ環礁(マーシャル諸島)でおこなった水爆実験で、日本のマグロ漁船「第五福竜丸」をはじめとした多数の日本漁船が被ばくをし、乗組員であった久保山愛吉さんはその半年後の9月23日に「原水爆の被害者は私を最後にしてほしい」との言葉を遺して亡くなりました。広島・長崎に続く原水爆の被害は、恐怖や不安とともに国民の怒りとなり、東京杉並の女性の運動が「全日本国民の署名運動で水爆禁止を全世界に訴えましょう」の「杉並アピール」となり、原水爆禁止の署名活動が開始され、翌年には原水爆禁止世界大会がはじめられました。被爆した第五福竜丸は現在、東京都立夢の島公園内にある第五福竜丸展示館の中に保存されています。広島・長崎のこと、原水爆・核兵器のこと、立ち止まって考えることも大事です。(内田)
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春はそこまで
2010/02/28
催花雨(さいかう)という言葉知っていますか。開花を促すように降るこの時期の雨を催花雨と呼ぶそうです。週末はまとまった雨が降りました。関東や中国四国では春一番が吹き、一気に春はそこまでやってきているようです。花芽も膨らんできています。 明日から学年末考査が始まります。一年間の総まとめです。学習計画をしっかり立てて、時間をかけて学習に取り組みましょう。(内田)
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今日から入試
2010/02/10
昨日はいきなり春の陽気になりました。また、今日は雨模様ですが、今日までは春の陽気だそうです。今日から私立高校の入試が始まりました。受験生の皆さんには頑張ってほしいですね。 在校生の皆さんはしばらく自宅学習日が続きます。三年生は来週の20日(土)は卒業式、全員揃うのも残り二日を残すのみとなりました。一つひとつの思い出を大切にしてほしいと思います。一、二年生はすでに学年末考査前です。3月1日から始まりますが、試験前の授業は9日間のみです。これまでの学習を振り返り、早速今日から学年末考査に向けて学習計画を立て、時間をかけて学習に取り組みましょう。(内田)
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春なのに~
2010/02/04
春なのに、大阪の最高気温は7℃。寒い一日になりそうです。 今日は立春。暦の上ではもう春です。朝の陽射しも何だか春めいているような気がします。「♪土筆(ツクシ)が出たよ、もう春だ。青いお空が光ってる。お~いお~いと呼んでいる。♪」という歌を思い出しています。子どもたちが保育園に通っている頃によく歌っていました。 皆さんは土筆を見たことがありますか。春、3月から4月にかけて空き地や土手で見かけることがあります。正しくは杉菜(スギナ)の胞子茎(ホウシケイ)だそうですが、土筆の「袴(ハカマ)」の部分を取って油で炒め、かつお節に醤油をかけて食べた記憶があります。もう少し暖かくなった3月頃に探してみませんか。(内田)
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「福は内~、鬼は外~」
2010/02/03
立春の前日を節分と言います。もともと節分とは「季節を分ける」ことで、季節の変わり目となる立春・立夏・立秋・立冬の前日のことを言います。しかし現在では、節分と言えば春の節分を指す(旧暦では一年の始まりは立春からと考えられ、節分は大晦日となり一年間の厄払いのために豆まきをする)ようになりました。 節分には古来より鬼を追い払って災厄を除いてきました。鬼退治には豆まきです。豆は「魔滅(魔を滅ぼす)」に通じると考えられ豆をまくことによって鬼を追い払うわけです。また、柊(ひいらぎ)の小枝に鰯(いわし)の頭を刺して戸口にぶら下げて魔除けにする風習もありますね。 我が家では、家族が全員帰ってきてから豆まきをします。年の数より一粒多い豆を食べます。夕食には太巻きずしを1本、真偽のほどはわかりませんが、年の恵方(今年は西南西)に向かって無言でかぶりつくと1年間良いことがあるそうな。いずれにしてもo大きな声で「福は内~、鬼は外~」(内田)
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梅の花便りが
2010/02/01
早いもので2月(旧暦で如月:きさらぎ)。今月は入学試験に卒業式と何かと忙しくなりそうです。1・2年生は、3月1日からの学年末考査を前にした一年間のまとめの授業です。しっかり取り組みましょう。 各地から梅の花だよりが届いています。梅は春にさきがけて咲くことから春告草(はるつげぐさ)、芳香を放つことから匂草、香散見草(かざみぐさ)、香栄草(かばえぐさ)などの別名があるようです。昨日の大阪国際女子マラソンのコースにもあった大阪城の梅林も3分咲きとのことでした。木々の花芽もしっかり冬の寒さに耐えながら春を待っているようです。(内田)
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「でっかい夢を持たなきゃいかんぜよ!」
2010/01/29
今年のNHK大河ドラマは「龍馬伝」、毎週、坂本龍馬と会えるのが楽しみです。もちろんドラマの世界ではありますが、福山雅治演じる坂本龍馬から元気をもらっています。 私は25年前に「龍馬人形」を買って、今も大事に持っています。その「龍馬人形」は、「くよくよしてちゃいかんぜよ!」「心はいつも太平洋ぜよ!」「でっかい夢を持たなきゃいかんぜよ!」「小さな事にこだわってちゃいかんぜよ!」としゃべるのです。何故かしらこの土佐弁を聞くと元気が出たのです。残念ながら今は壊れていて、しゃべりませんが。 京都・東山の八坂神社近くに「霊山(りょうぜん)歴史館」があります。幕末、明治維新の資料を展示してありますが、今年は3期に分けて「大龍馬展」を開催中です。また、歴史館近くの京都霊山護国神社には坂本龍馬の墓があります。暖かくなったら出かけてみませんか。 坂本龍馬は手紙をよく書いたらしく、坂本龍馬が書いたと言われる手紙が135通残っています。乙女姉さんに出した手紙に「日本を今一度せんたくいたし申し候」とあります。「日本という国をきれいに洗濯しましょう」という意味です。その志の高さに引き込まれてしまいます。書店に行けば龍馬本が何種類も出ています。興味が湧いた本から読んでみるのも良いでしょう。(内田) 参考文献『坂本龍馬 手紙にみる真実の姿』著者:外川 淳(アスキー新書)
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