英真学園(えいしんがくえん)

 

教員ブログ

明日から夏休み

2012/07/20

 1学期が終わりました。生徒の皆さんにとってどんな1学期だったでしょうか。良かったこと、成長したと感じたこと。逆に悪かったこと、みんなに心配や迷惑をかけたことはなかったか、振り返ることが大切だと思います。過去を振り返り、現在(今)を見つめ、未来について考えましょう。未来のために過去・現在はあります。過去は変えられません。しかし、未来は変えられます。過去の、現在の自分とは違う私がきっと未来にはいるはずです。だからこそ、今を大切に生きてほしいと思います。 さあ、いよいよ明日から夏休みです。疲れた心と体を十分休ませると同時に、日頃できないことに取り組んでほしいと思います。長い夏休みだからこそ時間をかけてできることに挑戦してみませんか。自分自身の「これから」について考えてみませんか。1年生、2年生、3年生のそれぞれが今、自分が立っている場所から「これから」の自分が立つ場所について考える夏休みとしてほしいと思います。もちろん学習にも力を入れましょう。とりわけ三年生は「進路決定」を目前にした大切な夏です。高校生活最後の夏です。すでに就職希望者には求人票が公開されました。就職対策講座も始まります。また、進学予定者には夏期講習会Ⅰ期が始まっています。進路を決定できるか、決定できないのか、いずれにしてもこの夏にどれだけ学習するのかが、その分かれ道になります。自分から動いて、時間をつくり、進学先や就職先を良く調べて決定し、次のステージにしっかり立つことができるようにしましょう。何もせずに待っていては次のステージはやってきません。自らが動くこと、行動することで、次のステージが近づいてきます。 古代インドでは、人の一生を学生(がくしょう)期→家住(かじゅう)期→林住(りんじゅう)期→遊行(ゆぎょう)期の四つに分類します。中国の青春→朱夏(しゅか)→白秋→玄冬(げんとう)の四分類に通じるものがあります。言うまでもなく生徒の皆さんは、学生期を生きていますし、青春時代を生きています。よく学び、体を鍛え、心をしっかり育ててほしいと思います。16歳から18歳の多感な時代を、自分探しをしながら明日の自分を見つけてほしいと思います。 アメリカの詩人:サミエル・ウルマンの『青春』という詩の一節を紹介します。 人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる   人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる    希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる  いつまでも若くあるためには信念と自信と希望を失くさないことですね。(内田)
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