英真学園(えいしんがくえん)

 

教員ブログ

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  • 辛亥革命から100年

    2011/11/14

    辛亥(しんがい)革命とは、1911年の干支である辛亥【(かのとい)の年】に因ります。1911年10月10日夜に発生した、中国(清)の武昌で革命派の軍隊が蜂起し、辛亥革命が始まり、1912年1月1日に中華民国が誕生し、2月12日に「ラストエンペラー」である宣統帝溥儀が退位し、中国最後の王朝である清が倒れます。 ジャッキー・チェン主演の映画「1911」が公開されていますが、映画から歴史を学ぶのも一つの方法でしょう。 今日から寒気が下がってきて寒くなるようです。北の国からは雪便りが届くかも。(内田)
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  • ポピー・デー(Poppy Day)

    2011/11/11

    1918年11月11日に第一次世界大戦が停戦したことを記念し、アメリカ、カナダ、ヨーロッパの国々ではこの日を祝日や記念日にしています。イギリスでは戦没者追悼記念日(ポピー・デー)として、アメリカでは退役軍人の日、ベルギーでは休戦記念日、ポーランドでは独立記念日などとなっています。 胸にポピーの花をつけて戦没者を追悼します。因みにポピーとは、ヒナゲシ(ケシ科の一年草)の別名です。 今日は、冷たい雨が降っています。8日の立冬を過ぎて、低目の気温となってきました。季節の変わり目です。体調管理、風邪などに気をつけましょう。(内田)
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  • 11月はオレンジリボンキャンペーン・・・児童虐待防止推進月間

    2011/11/02

    11月は、オレンジリボンキャンペーン、つまり児童虐待防止推進月間です。児童虐待とは、「親または親に代わる保護者が、子どもに対し次の行為をすること」をいいます。身体的虐待・性的虐待・ネグレクト・心理的虐待を指します。近年、新聞などの報道でも児童虐待のニュースが多くなっているように思います。日本国憲法13条には「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」児童福祉法第1条では、「すべて国民は、児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ、育成されるよう努めなければならない。②すべて児童は、ひとしくその生活を保障され、愛護されなければならない。」第2条「国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに、児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う。」と明記しています。過日の新聞の広告によれば、「7日に1人、子どもの命が奪われている。遠い国の話ではなく、すぐ隣近所で。」と出ていて、ショックを受けました。昔から「子どもは国の宝」、「子は鎹(かすがい)」といわれますが、何かが大きく違ってきているように思えて仕方がありません。子どもといえども独立した、人格を持った人間であり、生まれながらにして自由な存在でもあります。一人の人間として尊重し、向き合うことが重要ではないかと思います。(内田)
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  • 神無月から霜月へ・・・山装う秋

    2011/11/01

    神無月から霜月へ。今日から11月だというのに、暖かい(暑い)一日でした。今年は、10月の最高気温が25℃以上の夏日が10数日あったようです。それでも季節は移ろいます。木々の葉も少しずつ色づいてきました。「山装う(やまよそおう)秋」と言います。山が赤や黄色に染まる姿は、心が安らぐ半面、燃えるような情熱(控え目な)を感じますが如何でしょうか。遠くの山々や公園の木々に目を向けて季節を感じてみましょう。(内田)
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  • 70億人目の赤ちゃん

    2011/10/31

    国際連合によれば、世界の人口は、今日(10月31日)70億人を突破。今日生まれた世界中のすべての赤ちゃんが70億人目になるとしています。また、今世紀中に100億人を超えると予測しています。アジアやアフリカでは人口が増加し、日本やヨーロッパでは人口が減少すると予測しているようです。 人口問題(増加)は、食糧・資源、環境・医療などの問題と不可分の関係にあります。一か国の努力だけではなく、地球規模での努力を求めています。『世界がもし100人の村だったら』という本がありますが、「宇宙船地球号」の乗組員の一人として何ができるか、何をしなければならないのか、考えさせられます。(内田)
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  • 読書に親しもう(読書週間)

    2011/10/27

    今日から『読書週間』が始まりました(~11月9日まで)。戦後の1947(昭和22)年、「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」ということで、第1回『読書週間』が開催されました。今年は第65回、「信じよう、本の力」が読書週間の標語です。 小説、評論、エッセイ、詩歌、戯曲などジャンルは問いません。好きな作家から入っても良いでしょう。昔読んだ本でも読み返したら新しい発見があるかもしれません。学校の図書室から貸し出しを受けても良いですし、近所に図書館があればなお都合がよいでしょう。図書館に行って自分に合った本を探してみましょう。新しい世界が広がることでしょう。 『読書ノート』を作ってみませんか。本を読んで、お気に入りの言葉や文章があったら書き写しておくのも良いでしょう。感じたこと、考えたことを文章にすることも良いでしょう。本を読むことで新しい自分を発見し、力を得るかもしれません。(内田)
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  • 木枯らし1号が吹いて

    2011/10/26

    昨夜、木枯らし1号が吹いたとのこと。今朝方は、いつもより寒く感じた筈です。気象庁によれば、木枯らしとは、「10月半ばから11月末にかけて、西高東低の冬型の気圧配置になったとき、北よりの風速8メートル以上の風」で、「毎秋最初の木枯らしを木枯らし一号(こがらしいちごう)」といい、「木枯らし一号は関東地方(東京)と近畿地方(大阪)でしか発表されない」そうです。先日まで夏日(25℃以上)であったかと思えば木枯らし、季節の変わり目は寒暖の差が激しいようです。風邪をひいたり、体調を崩したりしないように気をつけましょう。(内田)
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  • 祭りが終わって・・・芸術・文化・スポーツの秋、学問の秋

    2011/10/25

    ♪♪村の鎮守の神様の  今日はめでたい御祭日  ドンドンヒャララ ドンヒャララ  ドンドンヒャララ ドンヒャララ  朝から聞こえる笛太鼓♪♪ 日本の民謡・唱歌の一つ、「村祭」です。22日には京都鞍馬の火祭が、23日には雨で一日順延された時代祭が開催されました。地元、十三では神津神社の秋祭りが22日・23日の両日とり行われました。秋祭りが終われば秋が深まり、しだいに冬が近づいてきます。9月の学園祭、10月の体育祭に中間考査が終わり、12月5日(月)【2年生は沖縄・八重山学習旅行のため11月29日(火)】から期末考査までは1カ月余の時間があります。芸術・文化・スポーツの秋、学問の秋と呼ばれるように絶好の気候です。日々の授業にしっかり取り組むことは言うまでもありませんが、絵(書)や詩を書いたり、音楽を聴いたり、ウォーキングやジョギングをしたり、読書をしたりするのも良いでしょう。様々な展覧会なども開催されますから、ちょっと足を延ばして見学・鑑賞するのも良いかもしれません。木々も色づき、落ち葉となります。小・中学校の先生やお世話になった方々に手紙やはがきで便りを送るのも良いでしょう。日記を書くのも良いかもしれません。心静かに自分を見つめ、思いにふけることも時には大切なことだと思います。(内田)
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  • 秋の夜長は読書

    2011/10/24

    今日は二十四節気の一つ、霜降(そうこう)です。霜降とは、「霜が降る」と書きますが、すっかり秋も深まり、もみじや楓は紅葉をはじめ、徐々に赤色に染まります。冬が近づいてきます。しかし、今日の最高気温の予想は25℃の夏日です。まだ冬は遠そうです。 秋の日は「つるべ落とし」と言われます。秋の日が暮れやすいことの例えです。とにかく秋の日は暮れるのが早い。秋は夕暮れの時間が短く、あっという間に暗くなるようです。「冬至(とうじ:今年は12月22日)」までどんどん昼は短くなり、夜は長くなっていきます。いわゆる「秋の夜長」です。秋の夜長はやはり読書ですか。図書室などを利用して読書に挑戦してみましょう。心が豊かになるだけでなく、世界が広がりますよ。(内田)
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  • きけわだつみのこえ・・・学徒出陣から68年

    2011/10/21

    68年前の今日【1943(昭和18)年10月21日】は、出陣学徒の壮行会が東京:神宮外苑で開かれました。雨の中でした。入隊(軍隊に入ること)を猶予されていた学生が、兵力(兵隊)不足を補うために徴兵されることとなりました。多くの学生が学業の半ばで戦争に動員されて亡くなっていきました。『きけわだつものこえ』という戦没学徒兵の遺書を集めた遺稿集があります。死を覚悟した若者の心情が心に迫ります。機会があったら是非読んでほしい一冊です。京都、衣笠にある立命館大学国際平和ミュージアムに、戦没学生の悲痛な戦争体験を後世に伝えようと彫刻家の本郷新氏により制作された「わだつみ像」があります。興味がある人は是非訪ねてほしいと思います。 また、長野県上田市に「無言館」という戦没画学生慰霊美術館があります。太平洋戦争で志半ばに戦死した画学生100余名、600余点の遺作、遺品が収蔵されています。こちらも作品と一緒になった本がありますので、ぜひ、手にしてほしいと思います。 今、私たちは「平和な時代」の中で学習ができる、スポーツができる、絵が描ける、音楽が聴ける、映画を観れるなどの環境と自由があります。しかし、戦争時代のわが国では、学びたい、スポーツをしたい、絵を描きたいなどと考えていた学生が次々戦争に駆り出され戦死していきました。今の自分をみつめる時に、戦争にのみ込まれていった学生の思いを考え、自分を振り返ることも大切だと思います。(内田)
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