教員ブログ
国連人間環境会議から40年
2012/06/05
1972年6月5日から16日までスウェーデンのストックホルムで、開催された国際連合人間環境会議が開かれました。この最終日に「人間環境宣言(スットクホルム宣言)」が採択されました。人間環境保全に関する初めて国際会議で、「人間環境の保全と向上に関し、世界の人々を励まし、導くため共通の見解と原則」(前文)を宣言、「自然のままの環境と人によって作られた環境は、ともに人間の服し、基本的人権ひいては、生存権そのものの享受のために基本的に不可欠~」(1項)かつ、「人間環境を保護し、改善することは、世界中の人々の福祉と経済発展に影響を及ぼす主要な課題である。これは、全世界の人々が緊急に望むところであり、すべての政府の義務である。」(2項)としています。これを記念して、日本では、6月5日を「環境の日」、6月を「環境月間」と定めています。
地球温暖化に自然環境・生態系の破壊、「絶滅危惧種」とか「ナショナルトラスト運動」の言葉を聞いた事があるかと思います。また、近年、省エネやエコ運動などにも様々な取り組みが始まっています。新聞や本を読んだり、ネットで調べたり、自分で何かできないかなど、考えたりする良い機会だと思います。
さて今日は、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」です。稲など、芒(のぎ:穂先のとがった部分)をもつ穀類の種まきをする頃という意味だそうです。田んぼにはすでに水がはられ、田植えは終わっているようですね。また、この頃から蛍が姿を見せ始めるとのことです。九州南部は昨日4日、梅雨入りをしました。梅雨が近づいてきました。(内田)
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