英真学園(えいしんがくえん)

 

教員ブログ

被災地訪問報告その1

2011/08/24

8月8日に被災地を訪問する機会を得ました。あの3.11から約5カ月たっていましたが、地震・津波のエネルギーは想像を絶するものでした。定期便が就航するようになった仙台空港にも津波が押し寄せた高さが柱に刻まれ、全国各地からの激励メッセージが届けられていました。丁度仙台は七夕祭り。空港の七夕にも復旧・復興の願いが込められていました。 仙台市の南側、海沿いの町:名取市にある宮城県立農業高校を訪ねました。写真のとおり廃墟と化していました。いつもだったらグラウンドには運動部の生徒が、教室では生徒たちが活動しているのでしょうが、誰一人いません。グラウンドには何百台もの車が積み上げられていました。校舎内には書類などが汚泥と共に散乱していました。関係者の方から話を聞くと「再びここには学校は戻って来れないでしょう」というお話でした。農業高校の生徒は、柴田農林高校(大河原)・亘理高校(亘理)・加美農業高校(色麻)の3高にわかれて授業を受けているそうです。クラスメイトがばらばらに、離れ離れの生活が続いています。(内田) 3階建ての校舎廊下の割れた窓ガラス泥まみれのギター天井の蛍光灯職員室②職員室①グラウンド校庭に集積された自動車
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