教員ブログ
修了式
2013/03/19
今日は修了式。一年間の学校での学習が修了しました。一年間を振り返り、新年度の準備を始めましょう。
生徒の皆さんの中には、友だちや家族とのいざこざ、失敗や間違いで自己嫌悪(自分が嫌いになる)に陥ったり、人の言葉に傷つき、腹が立ったり、心が折れたり、くじけそうになったりした経験があるのではありませんか。そんな人のために心理カウンセラー:心屋仁之助さんの本から言葉の一節を紹介します。
自分の心が弱ったとき、
心のゴムボールの空気が減ったとき、
まずはちょっと休もう。
よくなろう、強くなろう、すごくなろうとするのは、
空気が減ったタイヤで無理に走るようなもの。
前に進むのに、すごく力がいる。無理し過ぎると破れちゃう。
だから、たまにはへこむことがあってもいい。
でも、ずっとへこんでいると、タイヤが劣化してくるんだ。
硬くなって、ひび割れて、ボロボロになる。
今度はそうなる前に、内側から空気をいっぱい詰めるんだ。
どうやって詰めるのかって?簡単さ。
まずは、自分の体を、さすってやるんだ。
自分の体を、なでてあげるんだ。
優しく、優しく。
よくがんばったねって。
よく我慢したねって。
次に、大きく深呼吸するんだ。
そしたら、自分の好きなものを見るんだ。
絵でも、映画でも、写真でも、風景でも、本でも、絵本でも、
素敵なものを見るんだ。
そして、柔らかいものに触れるんだ。
それから、いい香り、いい味を楽しむんだ。
そして、体を動かすんだ。散歩でも、スポーツでも。
そして、こう言うんだ。
ああ、ありがたいなあ。
ああ、幸せだなあ。
こうやって、少しずつ自分の心に空気を入れていくんだ。
無理に立ち上がる必要はない。無理に背筋を伸ばす必要はない。
内側から、自分の心を元気にしてあげればいいんだ。
内側から、自分に優しくしてあげればいいんだ。
心が満たされたら、勝手にボールもタイヤも転がり始める。
へこんでしまったときは、自分に優しくなかった証拠。
ちゃんと自分に優しくしようね。
ちゃんと自分を喜ばせようね。
少しは気持ちが楽になったでしょうか。明日からは春休みです。少しはゆったりほっこりしましょう。2週間ほどで新年度、新学年の1学期がスタートします。新しい仲間、新しい先生との出会いが待っています。(内田)
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