教員ブログ
ワン、ワン、ワン
2012/11/01
神無月から霜月へ。今日から11月。朝夕はめっきり寒くなりました。晩秋と季節は移ろい、木々の葉も少しずつ色づいてきます。「山装う(やまよそおう)秋」と言いますが、山が赤や黄色に染まる姿は、心が安らぐ半面、燃えるような情熱(控え目な)を感じます。遠くの山々や公園の木々に目を向けて季節を感じてみましょう。
ところで今日は11月1日。「ワン・ワン・ワン」という犬の鳴き声に因んで「犬の日」(ペットフード工業会が1987年に制定)だそうです。携帯電話のテレビCMに登場するしゃべる犬が話題となっていますが、犬は、人間にとっていちばん身近な存在かもしれません。小学生の頃まで犬を飼っていましたが、子犬の可愛らしさは忘れられません。室内犬ではなく、庭で飼っていました。名前は「チェス」、一緒に散歩したり、遊んだりした記憶が蘇ります。
犬は、元来、住まいの見張り、番犬として、狩猟の補佐などのために家畜化されたと考えられていて、人間と一緒に暮らし始めた最も古い動物だと言われています。古代エジプトのアヌビス神は、死を司る存在とされていました。現在では、愛玩(ペット)用として、また、先ほどの「タレント犬」、牧羊犬・牧畜犬、盲導犬や聴導犬など身体障がい者を助ける補助犬、麻薬捜査犬などいろんな分野でなくてはならない動物として犬は人間と共存しています。(内田)
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