教員ブログ
サンフランシスコ平和(講和)条約発効60年
2012/04/28
1952(昭和27)年の今日、4月28日、サンフランシスコ平和(講和)条約が発効して、日本が主権を回復しました。あれから60年目となります。1951(昭和26)年9月8日、アメリカのサンフランシスコ市で調印されました。第二次世界大戦における連合国と日本との平和条約です。この条約の主な内容は、日本と連合国との戦争状態の終了と日本の主権の回復、日本は朝鮮の独立を承認すること、台湾や千島列島・南樺太、小笠原諸島、沖縄などを日本が放棄することなどです。沖縄が本土復帰を果たしたのは1972(昭和年47)年5月のことです。
同時にアメリカとの間で日米安保条約が締結されています。日本国とアメリカ合衆国の安全保障のため、日本にアメリカ軍(在日米軍)を駐留することなどを定めた二国間条約のことです。基地問題の根源がここにあります。
二年生は12月、沖縄・八重山諸島への修学旅行に出かけます。基地の島・沖縄の現実を見てもらいたいし、平和についても考える機会になればと思います。(内田)
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