教員ブログ
チャールズ・チャップリン
2011/04/16
今日はチャールズ・チャップリンの誕生日です。亡くなって30数年経ちますので、生徒の皆さんは知らない人が多いかもしれません。イギリスの俳優でありコメデイアンであり、脚本家であり監督であり映画プロデユーサーです。愛称「チャーリー」。チャーリー・チャップリンの方がわかりやすいかもしれません。「喜劇王」ともいわれ、「世界の三大喜劇王」の一人です。他の二人はバスター・キートンとハロルド・ロイドです。
代表的な映画に『キッド』『街の灯』『黄金狂時代』『モダン・タイムス』『ライムライト』などがありますが、特に印象に残っているのが『独裁者』です。第二次世界大戦の口火をきったドイツの「独裁者」アドルフ・ヒトラーを皮肉った映画です。ヒトラーはチャップリンの4日後の20日に生まれています。
映画『独裁者』のラストに、ヒンケル総統に間違われたチャップリン扮する床屋が演説をしますが、味わい深く、心に迫るものがあります。以下はその演説の要約です。興味がある方は是非映画を見てほしいと思います。(内田)
「・・・私は皇帝になりたくない、支配はしたくない、・・・ユダヤ人も黒人も白人も・・・人類はお互いに助け合うべきである、・・・人々よ失望してはならない。貪欲は姿を消し、恐怖もやがて消え去り、独裁者は死に絶える。大衆は再び権力を取り戻し、自由は決して失われぬ!
・・・諸君は幸福を生み出す力を持っている、人生は美しく自由であり素晴らしいものだ!諸君の力を民主主義の為に集結しよう!・・・兵士諸君、民主主義の為に団結しよう!・・・」
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