教員ブログ
今日は処暑
2010/08/23
今日は二十四節気の処暑(ショショ)です。暑さも和らぎ、秋の気配を感じる頃ということですが、まだまだ、残暑はおさまらず、猛暑日が続きそうです。せめて朝夕はしのぎやすくなってほしいですね。
さて、日本はかつて戦争をしました。今年の夏は、例年になく「戦争」に関わる報道がテレビやラジオ、新聞で取り上げられたのではないかと感じています。
昨日22日は丁度今から100年前(1910年8月22日)、今の南北朝鮮にあたる大韓帝国と「韓国併合に関する条約」が結ばれました。いわゆる日本が「韓国併合」をして植民地支配を始めて100年の年です。1945年に日本が敗戦するまで、35年間もの長きに渡り朝鮮半島を日本は植民地支配していました。その間に何があったのか、その後の日韓関係ではどんな問題があるのかを考えてみるのも良いかもしれません。
また、昨日は、学童疎開船の対馬丸がアメリカの潜水艦によって撃沈された(1944年8月22日)「対馬丸事件」から66年目でもありました。「乗船者約1800名のうち学童775名を含む1418名(氏名判明者数)が一瞬のうちに御帰らぬ人となりました。(対馬丸記念館建設理念より)」2年生は12月の修学旅行で沖縄を訪問しますが、ひめゆり学徒隊の話と同様に子どもたちの幼い命が戦争によって奪われた「対馬丸事件」のことも調べて、学習してほしいと思います。(内田)
カテゴリー: