教員ブログ
「オードリー」がやってきた!?
2009/11/09
オードリーと言ってもお笑いコンビのオードリーではありません。女優のオードリー・ヘップバーン(1929.5.4.~1993.1.20.)です。「知らない?」「誰?」という声が聞こえてきます。生徒の皆さんは知らなくて当たり前です。亡くなってもう16年になりますから。今年は生誕80年になります。そのオードリー・ヘップバーンの爪楊枝点描画が、玄関ロビーに展示されています。学園祭で、2年1組が取り組んだもので、16万650本の爪楊枝を使って描いています。見事な出来栄えです。タイトルは「Roman Holiday」です。映画「ローマの休日」はオードリーの代表作です。
オードリーは、ベルギーブリュッセルの生まれですが、ファシズムに共鳴した父親と離婚をした母親とオランダへ移住し、15歳の頃には有能なバレリーナとなり、第二次世界大戦中のオランダで、反ドイツのレジスタンス運動に従事していました。また、『アンネの日記』で知られるアンネ・フランクと同じ年でもあります。「マイ・フェア・レデイ」「麗しのサブリナ」「テイファニーで朝食を」などたくさんの主演映画がありますが、映画初主演したのが「ローマの休日」です。新聞記者役のグレゴリー・ペックとアン王女役のオードリー・ヘップバーンとの恋のお話です。
晩年のオードリーは、国連児童基金(UNICEF:ユニセフ)の親善大使としてソマリアやスーダンなどを訪問し、子どもたちに食糧や医療を届けました。(内田)
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